群馬大学大学院病態腫瘍薬理学・がん治療臨床開発学

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研究内容紹介

 悪性腫瘍の制圧は世界共通の悲願であり,現代医学の最大の課題のひとつです。本研究分野は、国を挙げて進められているがん対策の一環である文部科学省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」の後押しを受け、がん医療イノベーションを大目的とするユニークなバイオ医学研究分野として旧病態薬理学分野を発展させて新設されました。私たちは、がんの本態・病態の研究(基礎腫瘍学)を通じた医療シーズの同定から、薬物の作用機序・生体応答の解明(腫瘍薬理学)、それらの研究成果の創薬・臨床展開翻訳研究(トランスレーショナル・リサーチ、TR)まで、幅広い相の研究を展開しています。また、これらを通じて、がん薬物療法の創生・開発研究を国際レベルで先導する高度専門的人材の養成を目指してします。

 

1. オミックス解析に基づくがん分子標的薬の開発(p53ファミリー,高齢者がん,トリプル・ネガティブ乳がん,肝がんならびに肝転移)


  近年、次世代シークエンサーやマススペクトロメトリーなどの技術の進歩により、これまでには観察することができなかったスケールで生体内の変化や異常を網羅的に解析することが可能となっています。これらを用いたTranscriptome解析やProteome解析、Functional Genomics解析の技術を用いて新たながん治療のターゲットや、既存の治療の効果を増強できるような治療ターゲットを同定し、それに対する薬剤の開発を目指しています。

2. 個別化医療のためのがん薬物療法効果・有害事象予測バイオマーカーの同定

 がん薬物療法に対する患者さんの治療効果や副作用の反応は様々で、同じような病気を持っているように見える人でも、ある人には非常に治療がよく効いたり、一方で別の人は治療に反応が弱かったりすることがしばしばあります。治療を受ける前にこれらの反応を予測し、個別化治療に繋げることを目標として、臨床試験と基礎研究の両面からのアプローチで、治療反応予測バイオマーカーの同定・確立を試みています。

3. 抗がん薬による末梢神経障害のメカニズムの解析とその規定因子の特定

 いくつかの抗がん薬治療では、副作用として末梢神経障害がみられ、そのため治療の継続が困難となる患者さんもいます。なぜそのような副作用が起きるのかは明らかになっていません。iPS細胞から分化させた末梢神経細胞を用いて電気生理学的な解析を行うことにより、そのメカニズムを同定しようとしています。

 

その他にも下記のように様々なアプローチで、がんの発生や細胞増殖に関するメカニズムの解析を行い、将来の臨床応用を目指しています。

 

4. 基礎・病態腫瘍学解析による新規がん診断マーカーの同定


5. 放射線/薬物療法抵抗性固形腫瘍に対する治療法の開発

6. 動脈硬化性疾患に伴う脱分化型血管平滑筋細胞の遺伝子解析


7. 妊娠糖尿病の母親から生まれた子供の心臓のエピジェネティクス解析

 

また、附属病院トランスレーショナル・リサーチセンター、がん治療臨床開発学講座と協力し、これらの成果を臨床応用するための橋渡し研究を積極的に推進しています。

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